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北の道ナビユーザーアンケート第8回結果報告(平成17年度3月)
平成18年3月8日〜4月10日

今回のアンケートでは、積雪寒冷地における、より適切な道路情報提供(とくに視界状況や路面状況)のあり方を検討するために、みなさまからたくさんのご意見をいただきました。

 回答者の属性について

  • 有効回答数 ・・・・・・・・ 412名
  • 回答者の性別 ・・・・・・ 男性 81%、 女性 19%
  • 回答者の所在地 ・・・・ 北海道内 73%、 北海道外 27%
  • 回答者の年齢 ・・・・・・ 年齢では 10代〜60代以上 の幅広い方から回答を頂いた。
  • 回答者の運転経験 ・・・
      運転経験では、1年〜31年以上まで幅広い方から回答を頂き、 「11年から20年」が最も多かった。
  • 運転頻度・冬の運転頻度 ・・・
      運転頻度では「ほぼ毎日運転している」から「年2〜3回程度」まで、さまざまなドライバーから回答を頂いた。
     

 (A)「路面状態」と「視界状況」による道路の走りやすさについて

冬期の道路状況(主に視界状況と路面状況)が、道路の走りやすさに対してどのような影響を与えているかを把握するため、路面状況と視界状況を示す道路画像をみなさまに提示したうえで、走りやすさを評価していただきました。

冬期間、重要視する道路情報 

 「道路気象状況(路面や視界)」を重要視する割合が最も高く9割を占める。次いで「距離や時間」が約5割となっている。

 

「路面」や「視界」が道路の走りやすさに与える影響

 危険と感じる領域(オレンジ色〜濃い赤)が多く、全体の2/3を占める。


 

 (B)「路面状態」と「視界状況」による行動変化について

これまでの道路情報提供で利用されている「文字情報」や「道路画像情報」をふまえて、今後さらに道路状況を的確にみなさまへ提供するための表現方法について、路面状況、視界状況毎に、複数の表現パターンを提示し、パターン別の交通行動変化をお聞きするとともに、それぞれのわかりやすさを評価していただきました。

表現方法の違いによるドライバーの行動変化について(路面表現)

 パターンA、B、Cどの表現方法においても、路面状況の悪化に伴い、より注意度合の高い行動変化を行う。


 
  パターンA
【路面分類】
パターンB
【路面分類+道路画像】
パターンC
【路面分類
+道路画像+説明コメント】

 

「路面状態」の説明コメントが道路の走りやすさに与える影響

 「わかりやすい」と回答した人が約5割で、「一部わかりにくい」「わかりにくい」と回答した人が約4割。


 

表現方法の違いによるドライバーの行動変化について(視界状況)

 パターンA、B、Cどの表現方法においても、視界状況の悪化に伴い、より注意度合の高い行動変化を行っている。
道路画像を用いることで、より注意度合を高める行動を促していることがわかる。


 
  パターンA
【視界ランク】
パターンB
【視界ランク+道路画像】
パターンC
【視界ランク
+道路画像+説明コメント】

 

「視界状況」の説明コメントが道路の走りやすさに与える影響

 「わかりやすい」と回答した人が約7割である。「一部わかりにくい」「わかりにくい」と回答した人は約2割。


 

 

 


アンケートにご協力いただきました皆様にはあらためて御礼申し上げます。今回のアンケート結果をふまえて、コンテンツの充実と改良を検討していきたいと存じます。今後とも「北の道のナビ」のご利用をよろしくお願い申し上げます。


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