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北の道ナビユーザーアンケート第9回結果報告(平成18年度3月)
平成19年2月24日〜4月2日

今回のアンケートでは、積雪寒冷地における、より適切な道路情報提供(とくに視界状況や路面状況)のあり方を検討するために、みなさまからたくさんのご意見をいただきました。

 回答者の属性について

  • 有効回答数 ・・・・・・・・ 294名
  • 回答者の性別 ・・・・・・ 男性 80%、 女性20%
  • 回答者の所在地 ・・・・ 北海道内 85%、 北海道外 15%
  • 回答者の年齢 ・・・・・・ 年齢では 10代〜60代以上 の幅広い方から回答を頂いた。
  • 回答者の運転経験 ・・・
      運転経験の浅い方からベテランの方まで幅広い運転経験の方から回答が得られた。
     

 (A)「路面状況」と「視界状況」による道路の走りやすさについて

冬期の道路状況(主に視界状況と路面状況)が、道路の走りやすさに対してどのような影響を与えているかを把握するため、路面状況と視界状況を示す道路画像をみなさまに提示したうえで、走りやすさを評価していただきました。

道路の走りやすさについて 

 市街地部・郊外部ともに視界状況や路面状態の悪化にともない、「危険と感じる領域(オレンジ色や赤)」が多くなる。



 −市街地−


 −郊外部−





 (B)「路面状態」と「視界状況」による行動変化について

道路状況の違いによって、道路利用者の方々がとる交通行動の違いと、その交通行動選択時にとくに必要と考えられる情報についてお聞きしました。

行動変化について

 道路状況の悪化にともない、危険回避行動を選択する割合が高くなり、それに合わせて「代替えルート情報」や「通行止め情報」の必要性が高くなる。




路面分類

視界分類
行動変化 必用な情報
乾燥

良好
(視程1000m以上)
積雪(圧雪)

不良
(視程200〜500m)
非常に
滑りやすい路面

著しい視程障害
(視程100m未満)




 (C)冬期道路情報の提供方法について

冬期間の道路情報の提供方法について、「表現方法」と「メール通知サービス」について評価を行っていただきました。

表現方法について

 5つの表現方法の全てで「参考になる」が多数を占める。





1
 グラフを用いて履歴を確認できる情報表現


2
 解説付きでわかりやすい情報表現


3

 警戒値を超えている地点など、
 異常時の情報をより検索表示しやすい情報表現


4

 道路の区間毎に道路状況(降雪、視界)がわかる情報表現


5

 路線毎や峠毎に詳細の道路状況がわかる情報表現





メール通知サービスについて

 「無料なら利用したい」が約半数、次いで「内容によっては利用したい」が3割弱の回答。





 1 通行止めや通行止め解除などの情報
・・・
吹雪や暴風雪などで突然通行止めが発生した場合や、規制が解除された場合などにメールで通知されるサービス


 2 降雪量や視界状況などの情報
・・・
吹雪や暴風雪時などで多量の降雪や視界状況の悪化があった場合にメールで通知されるサービス


 3 降雪量や視界状況などの予測情報
・・・
吹雪や暴風雪時などで多量の降雪や視界状況の悪化が予測された場合にメールで通知されるサービス






 (D)冬期道路情報コンテンツのニーズについて

冬みちのドライブに役立つ情報を掲載した「冬みちドライブチェック」について、評価していただきました。

冬みちドライブチェックについて

 「役立ち度」について約7割の人が役立ったと回答、「デザイン」「操作性」「掲載情報」について約5割が良いと回答。





 ”役立ちましたか?”


 ”コンテンツについて”







アンケートにご協力いただきました皆様にはあらためて御礼申し上げます。今回のアンケート結果をふまえて、コンテンツの充実と改良を検討していきたいと存じます。今後とも「北の道のナビ」のご利用をよろしくお願い申し上げます。


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