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冬道運転ガイド
アクシデントに備えて
一般的なタイヤチェーン着用法
CONTENTS1 出典:冬道・安心ガイドブック (財)北海道道路管理技術センター
運転テクニック 万一、車が立ち往生したら 吹雪で視界の悪いときの運転は 滑りやすい凍結路面での注意点

坂道走行

上り坂

上り坂

上り坂では、あらかじめ適切なギヤにシフトダウンをし、アクセルを一定に、前車との距離を十分にとります。もし、上り坂で再発進する時は平地より少しだけおおめにアクセルを踏み、半クラッチの状態のままでゆっくりとサイドブレーキを戻していく。動きだしたらクラッチを静かにつないでアクセルを徐々に踏んでいきます。

下り坂

下り坂

下り坂では、事前に減速、シフトダウンしてエンジンブレーキを効かせていきます。車の重心が前へ移動し後輪が軽くなるので急激なブレーキやシフトダウンをすると確実に尻振りを招いてしまいます。

 

カーブ走行

左カーブでスリップした場合

左カーブでスリップした場合

カーブの手前で十分に減速してから進入し、控えめな速度を一定に保って走行。カーブでは、対向車線へのはみ出し走行に陥りやすいことに注意。
右に尻振りスリップを起こす。
対向車線にはみ出す。

右カーブでスリップした場合

右カーブでスリップした場合

左に尻振りスリップを起こす。
路外に逸脱する。

 

ブレーキング

ソフトブレーキ

ブレーキング

急ブレーキをかけるとタイヤがロックしてグリップを失い止まれません。ブレーキはソフトにじわっと踏んで転がして止めてください。
(ソフトブレーキ)

 

路面状況に注意を

冬道では、雪や氷がなくても日陰や橋の上、トンネルの前後が凍結していることがよくあります。また、特に夜間や早朝の気温が低いときは路面が黒く見えても凍結している(ブラックアイスバーン)ことがありますので、十分注意をしてください。

四輪駆動車だからといって過信しない

4WD車は発進や走行の安全性では2WDに比べ有利ですが、車の重量が重いため過信は禁物です。カーブや交差点の手前では十分にスピードを落として走行してください。


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