|
寒地土木研究所の研究成果から冬期道路に特有の現象について解説します。冬道の運転にお役立て下さい。 |
吹雪時には大型車と小型車では視界が大きく違います。大型車のドライバーの目線の高さ(2.4m)に比べて、小型車のドライバーの目線の高さ(1.2m)の方が、吹雪時の視界が悪くなる傾向があります。 路側の雪山(雪堤)が高くなるにしたがって、そこから吹き出す飛雪の量が多くなるので、吹雪時の視程が悪くなります。そのため、雪堤が高い道路では吹雪時に大型車と小型車から見る視程の差も大きくなり、小型車の方がさらに視界が悪くなりがちになります。 |
||
【参考資料】 ・松沢勝、加治屋安彦、伊東靖彦_道路上のドライバーの目線の高さの視程与える雪提の影響_2004.10_寒地技術論文・報告集Vol.20 より |
Copyright(C)1999-2017
国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所
All rights reserved.