北の道ナビHOME > 北の道安心ガイド > 冬道運転ガイド > 視程障害や路面凍結の運転に役立つ基礎知識

冬道運転ガイド
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降雪・視界・路面の基礎知識

寒地土木研究所の研究成果から冬期道路に特有の現象について解説します。冬道の運転にお役立て下さい。

降雪や吹雪による視程障害とは こんなときに視程障害は起きやすい
こんなところで視程障害は発生しやすい 視程障害のときはこんな運転になりやすい
吹雪のときは大型車と小型車とで視界が違う こんな交通の流れになりやすい
こんな時は路面の凍結に注意

 都市部の信号交差点のある箇所では、車が発進や停止を繰り返すことによって、路面が非常にすべりやすくなることがあります。

 橋梁区間では、他の区間と異なり夜間には橋の下からも熱が奪われるので、路面の温度が低下しやすいという特徴があります。また、橋梁の構造によっても路面温度の低下に違いがあることから、特定の橋梁だけ路面が凍結している場合もあります。
 トンネルなどの出入り口は日陰になることが多く、局所的に路面が凍結している場合があります。周囲が雪景色の場合には、トンネルの中と外での明るさが極端に異なることに加えて、トンネルで入り口付近での走行には注意しましょう。
 局部的に日陰となる区間や、融雪水が流れ込みやすい箇所では、局所的に路面が凍結することがあります。雪の降り始めや融雪期には注意が必要です。

 路面温度は、周辺の建物の影響、道路構造の影響で大きく変化します。橋梁部では路温が低くなる傾向があります。橋梁部ではほかの区間より早い時間から凍結しやすいので、注意が必要です。

【参考資料】宮本修司、浅野基樹、高規格幹線道路日高自動車道におけるサーマルマッピングによる路面凍結要注意箇所の抽出、2002.7:北海道開発土木研究所月報第590号 技術資料、冬期路面管理マニュアル(案)、北海道開発局、平成9年11月
    

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