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寒地土木研究所の研究成果から冬期道路に特有の現象について解説します。冬道の運転にお役立て下さい。 |
視界良好時の交通流は、渋滞時を除いて、安定した走行になります。
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視程200m付近から走行速度が徐々に低下し始めますが、車による速度の差はそれほど大きくなく、安定した交通の流れを保っています。
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視程が100mを下回るようになると、走行速度がはっきりと低下するとともに、個々の車両の速度差が大きくなります。さらに、走行する際の目標部として前の車を頼るようになり、複数の車が連なって走ることが多くなります。
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視程障害がさらに厳しい50m未満では、走行速度はさらに低下し、それぞれの車両の速度の差もさらに大きくなります。
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【参考資料】 加治屋安彦、松沢勝、鈴木武彦、丹治和博、永田泰浩_降雪・吹雪による視程障害条件下のドライバーの運転挙動に関する一考察_2004.10_寒地技術論文・報告集Vol.20 |
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